藤野正観筆 恵信尼公御絵伝 部分

親鸞・恵信尼揃って関東で布教するシーン

門人は農民や下級武士、漁民や猟師等で、その多くは二〇代前後の血気盛んな若者が中心であったと考えられる。図は半信半疑で話を聞く門人を「描く。
説法には恵信尼も加わり、よく親鸞の教えを体得したものと思われる。
 
関東での二〇年余に及ぶ生活は「稲田草庵」「小島草庵」「大山草庵」など転々と所を移し、その中で子を産み育て、また門人に接した恵信尼にとっては、苦労の多いものであった。しかし、そうした中で親鸞の布教活動で、門人が増えて行くことは、恵信尼にとって、何よりもの喜びであったであろう。

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